第十回 春燈会


【日時】2024年3月30日(土)14:00開演/17:15終演予定
【場所】観世能楽堂
【チケット】
一等席正面   10000円 
二等席正面後方 9000円 
三等席中正面  8000円
※福伝寺・東光寺檀信徒の方は優先販売及び割引ございます。
※武田尚浩家社中の優先販売がございます。
ご予約はこちらからお願いいたします。

【ご案内】
第一部
法話
法要「大般若転読会」

(休憩25分)

第二部
解説
狂言「蝸牛」
能「鞍馬天狗」

シテ (山伏・大天狗)武田祥照    
ワキ(鞍馬山の僧侶)大日方寛
子方(稚児)真言宗智山派青年僧の子供達
子方(牛若丸)武田智継
間狂言(能力)野村萬斎
間狂言(木葉天狗)内藤連


法要「大般若転読会」

『大般若転読会』は玄奘三蔵により訳された『大般若波羅蜜多経』六百巻を講讃・転読して、天下泰平・除災招福・疫病退散を祈念する法要です。日本では大同三年(七〇三)に初めて修され、以来諸宗派で『大般若転読会』が盛んに行われるようになりました。
この法要は導師の静謐な独唱と「大般若波羅蜜多経……」と髙聲(大音声)にて唱えらる巻題(大般若経の各題)、空中をハラハラと舞う大般若経の経典が印象的な法要です。特に髙聲に唱えられる巻題は能「葵上」に「あらあら恐ろしの。般若聲や。怨霊この後又も来るまじ」と謡われる「般若聲」とも言われ、その大きな声が諸々の魔を断ち切るとも考えられております。
本公演では、野に伏し山に伏し、金胎両部の峯を分け、山林抖擻の修行を導師と共にした山伏が修験装束に身を包み、法螺貝の大音と共に『大般若転読会』を勤修致します。
大迫力の降魔の法会、『大般若転読会』。是非ご覧ください。

狂言「蝸牛」

蝸牛とはカタツムリのことです。主人は、長寿の薬にもなるという蝸牛を捕ってくるよう、太郎冠者(召使い)に命じます。太郎冠者は蝸牛がどのようなものか知らず、藪に行けば必ず見付かるもので腰に貝を付けているなどと教えられ、とりあえず出掛けて捜索を始めます。藪には長旅で疲れ果てた山伏が寝ていて、太郎冠者は蝸牛を探し当てたと思い込み・・・。

能「鞍馬天狗」

春の盛りの京都、鞍馬山。ある山伏(シテ)が桜を見物しています。そこへ稚児(子方)を伴った鞍馬寺の僧達(ワキ)が能力(アイ)の舞を見て花見の宴を楽しんでいると先の山伏がやってきます。同席を嫌がった僧たちはひとりの稚児を残して去ります。山伏は稚児が源義朝の子・牛若丸であると察し近隣の花見の名所を見せます。山伏は鞍馬山の大天狗であると明かし、兵法を伝授する約束し姿を消します。長刀を携え用意を整えた牛若丸に鞍馬の大天狗(後シテ)が現れます。大天狗は兵法の奥義を伝授された、漢の張良(ちょうりょう)の故事を語り聞かせます。そして兵法の秘伝を残りなく伝えると、牛若丸に平家一門との戦いで必ず力になろうと約束し大天狗は飛び去ります。
 花見の稚児には第一部で出演した僧侶のお子様方が二か月前から稽古に臨み出演致します。また牛若丸は祥照長男・智継(六歳)が初挑戦致します。