第十二回 観月会


【日時】2022年9月30日(土)17:30開場/18:00開演(20:00終演予定)
【場所】八王子 福傳寺
【チケット】一般1,500円 壇信徒1,000円
【お申し込み】ご予約はこちらからお願いいたします。

【ご案内】
第一部
法話
月輪瞑想東光寺住職・福傳寺副住職 原 祥壽

休憩

第二部
能から見る義経一代記!
観世流シテ方能楽師 武田 祥照 武田 崇史

仲秋の名月のもと、仏教と能の夜間飛行へ。

月輪瞑想体験と能楽ワークショップの夕べ

真言宗僧侶・原祥壽と観世流能楽師・武田祥照の同じ高校の先輩後輩の二人の、「心の平安が感じにくい現代社会において、仏教と芸能が果たせる役割があるのではないか」という思いからこの会ははじまりました。法要と能の共通する事柄に注目し、不安定な現代社会を生きる人々の心を癒すことはできないか、ヒントになることがあるのでは、と探求を続け毎年春に春燈会、秋に観月会を開催しています。

法話と月輪瞑想

法話と言っても、あまり難しいお話は致しません。自分の体験や感じたことを交えつつ、若い感性で仏教や能楽のことをお話しします。月輪瞑想の前の“こころの準備体操"、そのようなお話しの時間が法話の時間となります。法話でこころの準備体操が終ったら、月輪瞑想へと入っていきます。月輪瞑想とは密教における瞑想の基本。秋の満月のように澄み切って輝く月輪を自身に観じて、その月輪を大きく広げたり小さくつづめたりする瞑想です。分かりやすくエスコートしますので、お気軽に安心してご参加ください。

能から見る義経一代記!

源義経は兄頼朝の名代として平家追討を成し遂げながらも、兄により落人となり、命を落とした彼の人生は後世様々脚色されて人々に語り継がれ、能楽の中でも最も取り上げられている人物でもあります。今回は能楽の中の義経の作品をご紹介しながら、様々な角度で能を、義経を掘り下げます。