第十一回 観月会


【日時】2022年9月17日(土) 18:00開演(17:30開場)/20:00終演予定
【場所】八王子 福傳寺
【チケット】一般1,500円 壇信徒1,000円
【お申し込み】

【ご案内】
第一部
法話
月輪瞑想東光寺住職・福傳寺副住職 原 祥壽

休憩

第二部
能のフルコースを一口づつ楽しむ
仕舞「賀茂」「屋島」「井筒」「笠之段」「山姥」
観世流シテ方能楽師 武田 祥照 武田 崇史

仲秋の名月のもと、仏教と能の夜間飛行へ。

月輪瞑想体験と能楽ワークショップの夕べ

真言宗僧侶・原祥壽と観世流能楽師・武田祥照の同じ高校の先輩後輩の二人の、「心の平安が感じにくい現代社会において、仏教と芸能が果たせる役割があるのではないか」という思いからこの会ははじまりました。法要と能の共通する事柄に注目し、不安定な現代社会を生きる人々の心を癒すことはできないか、ヒントになることがあるのでは、と探求を続け毎年春に春燈会、秋に観月会を開催しています。

法話と月輪瞑想

法話と言っても、あまり難しいお話は致しません。自分の体験や感じたことを交えつつ、若い感性で仏教や能楽のことをお話しします。月輪瞑想の前の“こころの準備体操"、そのようなお話しの時間が法話の時間となります。法話でこころの準備体操が終ったら、月輪瞑想へと入っていきます。月輪瞑想とは密教における瞑想の基本。秋の満月のように澄み切って輝く月輪を自身に観じて、その月輪を大きく広げたり小さくつづめたりする瞑想です。分かりやすくエスコートしますので、お気軽に安心してご参加ください。

能のフルコースを一口づつ楽しむ

今回は能の五番立てに見立てた仕舞五番をご覧いただきます。江戸時代能の最も正式な番組構成を五番立てと言いました。主人公の人格の「神・男・女・狂・鬼」の五種類を一番ずつ演じていました。

今回の観月会では、月をテーマに五曲選び、解説を挟みながら、能のフルコースを一口づつ体験していただきます。